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結膜炎のタイプ別の対応

はやり目(流行性角結膜炎)とは

結膜炎といって、みなさんがまずイメージするのは、通称はやり目と呼ばれる、流行性角結膜炎ではないかと思います。

お子様が登園禁止になったり、家族内で次々と発症したり、周囲への感染力が強いのが特徴です。

主にアデノウイルスが原因のウイルス性結膜炎であり、診断が確定しても特効薬がないのが現状です。

まぶたの粘膜をこすってウイルスの有無を検査するキットがありますが、ウイルスがいても7~8割しか陽性にならないので、

症状が強い場合、検査で陰性でもウイルス性結膜炎ではないと断定はできないというのが悩ましいところです。

治療は対症療法で、細菌感染症に対する抗菌点眼薬、炎症や免疫反応に対するステロイド点眼薬が使用されることが多いです。

小さいお子様などで、炎症が強い場合、まぶたの白目に偽膜が生じて癒着してしまうことがあるので、できるだけ除去します。

また、症状が治まってきたころ黒目にまだらな濁りがでることがあり、程度が強いとまぶしさなどの障害が残ることになり、

ステロイド点眼薬を長期に使用する必要がある場合もあります。

細菌性結膜炎

細菌性結膜炎では抗菌点眼薬が効くことが多いですが、広く抗菌点眼薬が使用されることで耐性菌が問題になるケースもあります。

なるべく短期集中で使用し、漫然と抗菌点眼を使用し続けないよう注意が必要です。

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、季節性のものであればスギ花粉症などが代表的ですが、ハウスダストなどによる通年性のものや、

スギ以外の季節性のものも少なからずあります。抗アレルギー点眼をベースに、症状に応じてステロイド点眼薬も使用します。

また、アトピー性皮膚炎に伴う結膜炎は重症化しやすく、タリムス点眼といった免疫抑制剤が必要となる場合もあります。

コンタクトレンズが引き起こすアレルギー性結膜炎も増加しています。

ハウスダストやコンタクトレンズによる結膜炎については、薬物療法だけでなく、

生活環境の改善、コンタクトレンズの種類変更などの提案もいたします。

結膜炎のタイプ別対応と治療

結膜炎のタイプによっては、すっきりと症状がよくならないこともありますが、

生活に支障がない程度に症状を和らげられるよう、最大限対応しますので、ぜひ相談にいらしてください。

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